徒然なるままに、

ゆるく・気ままに日常を書けたらいいな

きょうだいとの物を所持することに対する考え方の差

自分にはきょうだいがいる。

 

1人は実家暮らし

1人は仕事の関係で800キロ以上離れたところでひとり暮らし

自分は実家から1500キロほど離れたところで結婚(現在里帰り中)

 

自分もきょうだいも帰省時にはフェリーか飛行機を使う必要がある。

 

このひとり暮らしをしているきょうだい、片付けが得意だと思う。

 

きょうだいの部屋の物が散乱していたことは知っている限りない。

 

一度仕事で地元に帰ってきた際、きょうだいは荷ほどきを半日で終わらせていたのにはびっくりした。

 

当時の自分は荷ほどきに3週間ほどかかっていた。

 

そのためきょうだいの荷ほどきの早さにはただただ驚いた。

 

そんな中、今回の里帰り時自分はきょうだいの部屋で暮らしている。

 

自分の部屋が物置になっていて、使えないからだ。

 

ちなみに自分の物は実家を出る際に処分したため、自分の物はほぼない。

 

何故か昔部活でとったトロフィーが飾られているが、そんなに良い成績でもないから処分したい。

 

自分がそんな感じだから、片付けが得意だと思うきょうだいの部屋もいろいろと捨てた上で成り立っているのだろうと思っていた。昨日まで。

 

昨晩、自宅から持参した服類をクローゼットにしまおうとした。

 

自分の部屋にもクローゼットはあったが、自分が暮らしていた頃から自分の物は入れられないくらい親の物が入っていたため、まともにクローゼットを使ったことがなかった。

 

きょうだいの部屋のクローゼットは、親の物は一切入ってなかった。

 

変わりに、きょうだいの物がそこそこ入っていた。

 

正直驚いた。

 

きょうだいは片付けが上手だから、実家には何も残さず引っ越したのだろうという先入観があったからだ。

 

きょうだいは片付けが上手なのではない。収納が上手だったのだ。

 

パズルのように寸分の狂いもなく入れられたクローゼットを見て、きょうだいの才能を感じた。

 

そして自分は、自分の物をきょうだいのクローゼットの隙間に入れることにした。

 

きょうだいとは服のセンスが違うし、身長も10センチほど差があるため、服を共有しない(できない)から紛れることもない。

 

そして、きょうだいのクローゼットを見ていたら自分の自宅の物よりも実家のきょうだいのクローゼットの中の方が物が多そうだ。

 

自分が不要品を捨てているから、収納を意識しないでも自分の物が余裕で入っている。

 

自宅もきょうだいの部屋も「見えるところはキレイ」で共通しているが、こんな差があるなんて思いもしなかった。

 

 

 

実家で暮らしているきょうだいは、自分と同じであまり片付けは得意ではない。

 

部屋に対して物が多いため、無意識で部屋の外に自分の物を置いている。

 

自分も実家にいたときはそうだった。

 

洗濯した服もなかなか自分の部屋へ持って行かず、カバンも廊下に置いていた。

 

そして自分の部屋の中は「足の踏み場がない」と言われていた。(本人は自覚なし)

 

きょうだいも同じだった。

 

更にきょうだいは某通販にハマり、どんどん物が増えている。

 

主に日用品を扱う通販のため、家族共有の物(歯みがき粉や鍋など)がその会社の製品に変わっていっていた。

 

自分が実家を出る前からきょうだいはこの会社の製品にハマっていたが、今回里帰りした際には更に増えていた。

 

そして、日用品をこの会社の製品に変えたいがため、きょうだいは使いかけだろうがなんだろうが容赦なく捨てるようになっていた。

 

自分も物は捨てるが、使いかけの物を捨てることはない。(カビが生えていたりと使えなくなっていたら話は別だが)

 

自分が日用品を変えるタイミングは、その物が使えなくなったり、空になったりしたらにしている。

 

きょうだいも捨てることに重点を置くようになったのだろうが、捨て方にも差があるなとぼんやり考えていたら、きょうだいは自分の物も捨てようとしてきていた。

 

いやいや使いきってから捨てるから今はまだだ。

 

今回はかなり長めに実家で暮らす可能性も考えて、日用品も自宅からストックをかなり持参してきた。

 

きょうだいとしては、きょうだいのハマっている会社の製品に変えたいようだが、自分はそこまでその会社の製品を信用していない。

 

物は良いらしいが、会社のやり方が嫌いだから自分から選ぶことはない。

 

そもそも自分があまり通販が好きではないため、通販でしか購入できないのも買わない理由の1つだ。

 

ここの会社の製品高いしね。(日用品は基本的に消耗品だからこだわる必要はないと思っている)

 

そんな感じの自分ときょうだいのため

自分…物へのこだわりがなく、ただ少ない物で暮らしたい

実家暮らしのきょうだい…自分が推している会社の製品にこだわり、その会社の製品を使いたいがために余剰分を捨てている

ひとり暮らしのきょうだい…収納が得意で、いろいろな物を持っている

と、全員バラバラでおもしろい。

 

ちなみに親は、なんでも溜め込む癖がある。

 

まだ50代だから先の話だと思っているが、遺品整理のときに少しでも楽したいから今回実家を片付けた面はある。

 

実際配偶者の親は50代で亡くなったから、少しだけでも考えておいた方がいいのかもとも思っている。

 

後は自分の子どもに見せたくないものを生まれる前に処分したかったのもある。

 

・親が律儀に保管していた自分宛の手紙(差出人の名前を見ても誰だか分からない)

・小学校の頃のテスト(何故かファイルに挟んであった)

・日記帳(全て処分したと思っていたが、1冊だけ残っていた)

・ホコリまみれの何か(本当に何なのか分からないもの)

 

がっつり捨てた。

 

恐らくこういったものは思い出とかだから、捨てるのは…となりそうだが、自分は比較的なんとも思わずに捨てられるようだ。