この名前
自分の本名はありふれた名前とは言い難い。
この年齢でこの読みの名前はなかなかいない。
数年年下の人にはちらほらと見られる名前ではある。
そして、使っている漢字も珍しい組み合わせだ。
特に1文字目は名字で使われることの多い文字で、名前に使っている人はほぼ見ない。
自分の名前の1文字目と同じ文字を使った人とは何人も出会っているが、全員名字にその文字が使われていた。
自分の親戚にも名字にその文字を使った家がある。
その文字に良い意味があるわけでもない。
もちろん自分の名前に使われている文字だから、名前に使用できない漢字ではない。
後の名前の漢字は、名前に使われていることもある文字だが、画数が多くバランスが取りにくい。
1文字目がよく名字に使われている文字のため、名字と名前の区切りを間違われることもある。
区切りを間違われると、後の名前の漢字のみだと名前として成立しにくいため、「何て読むんですか?」とよく聞かれる。
まぁ、区切りが正しくても読み方を聞かれたり間違われたりすることも多いが…。
そんな名前だから思っていたことがある。
子の名前はじっくり考えよう。