徒然なるままに、

ゆるく・気ままに日常を書けたらいいな

数年ぶりの墓参り

自宅に住んでいた頃は強制的に墓参りに参加させられていた。

 

20歳を越えると家族と予定が合わない(合わせる気もなかった)ため、父方の墓参りだけ行っていた。

 

母方の墓はどこにあるのか分からないので。

 

しかも自宅のある地域は旧盆と新盆が入り交じっている地域。

 

わざわざ7月と8月それぞれに墓参りのために予定を空けるのが無理だった。

 

自宅を出てからは何年も墓参りには行っていなかった。

 

 配偶者も実家が同郷で、お盆休みを取りにくい職場だったこと、元々墓参りをする家ではなかったとのことで墓参りの概念がないそうだ。

 

今年、たまたま実家にいるから旧盆に合わせて父方の墓参りだけ行ってきた。

 

母方は家族が7月に行ったそうだから行かなかった。

 

墓の場所も分からないから行く気もない。

 

墓地まではわかるが、墓地のどの辺にあったかなんかは覚えたくもない。

 

父方の墓は、父の実家から歩いていける距離だから覚えていた。

 

父の親戚はいろいろと思うことがあるため、自発的に行こうと思えたのが一昨年くらいのことだった。

 

それまでは面倒な気持ちの方が大きかった。

 

そして、父方の墓参りはかなりつながりの遠い親戚の所も行く。

 

ここの墓に行くのも納得はしている。

 

だから行った。

 

しかし、墓がなかった。

 

墓の管理をしている親戚(この人もかなりつながりの遠い親戚)の家に行って聞こうとした。

 

この家には葬儀で17年前に一度来たことがあった。

 

父と一緒にここだと言っていたら母ときょうだいが不思議そうな顔をして「なんで知ってる?」と聞いてきた。

 

自分も父も土地勘があり、一度通った道は大体覚えられる。

 

母ときょうだいは方向音痴だ。

 

当然道なんて覚えない。

 

家族での道の覚え方が極端すぎるのか、両者は分かりあえないなと感じた。

 

ちなみに遠い親戚の墓は、無事行くことができた。