徒然なるままに、

ゆるく・気ままに日常を書けたらいいな

ファストファッション

自分はなかなか服を買わない。

流行に左右されるようなものはほぼ購入せず、破れたり傷んだり必要になってようやく購入を検討している状態だ。

だからと言って全身ブランドで固めているわけでもない。

少なくともここ3年で購入した服はユニクロしまむらで構成されている。

先日、初めてH&Mに行った。

自宅近くに店舗がなく、実家に帰ってきたら行動範囲内にできていた。

自分が実家に住んでいた頃はまだなかったのか自分が知らなかったのかでH&Mには入ったことがなかった。

まず感じたことは、たまたま入った店舗がそうだったのか、売り場が広かった。

2階分の売り場で対象者によって分かれていた。

今まで1つの店舗で2階に分かれていたような店に入ったことがなかったため驚いた。

ちなみに、ショッピングセンター内にある店舗だ。

売り場の中に階段があって、店舗から出ずに階の移動ができることも驚いた。

これだけ広いスペースを確保している店舗だから、かなり品揃えは良いのだろうなとは思う。

だが、自分は服にこだわりがないこともあり、どれも同じで色だけが違うように見えていた。

そして、たまたま自分が手に取ったものがそうだったのか、向こうの景色が透けて見えるくらい布地が薄かった。

これには驚いた。

ちなみにシースルーのものではない。普通のTシャツだ。

最近はTシャツも買うことがほとんどなかったため知らなかったが、これだけ薄い布地を作れる技術に感心した。

嫌みとかではなく、本気で思った。

というのも、自分はたまに編み物を行うことがある。

そんなに器用ではないが、棒針編みでならいろいろと作ることができる。

そのときにどれだけ細い糸を使っても、景色が透けて見えるくらいは出来ない。

毛糸と布地の違いこそあれど、人が着られる程度の強度を持ち、尚且つ透けるくらい薄いのは凄さを感じる。

自分の中では
布地が透ける=着倒したもの
という感覚のため、購入はしなかったが、自分の中の価値観が変わるくらいの発見だった。

季節柄、半袖ばかり売っていたため購入する物がなかったのもある。

自分は年中七分袖以上の長さのものしか着ないため、半袖は買う必要がない。

昔は7月頃から開催されている夏のバーゲンに行っていたが、ここ数年は行っていない。

バーゲンに行っていた頃も、友達との付き合いで行って自分は買っていなかった。

自分が半袖を完全に着なくなったのは中学生の頃、当時のお小遣いは月1000円。

友達と1回遊びに行き、昼食を食べたらなくなるくらいの金額だ。

ちなみに実家から繁華街までの往復の交通費は800円。(子供料金で)

それを浮かせるために、繁華街までは自転車で行っていた。

たまに3000円くらい貯めて小物を買うのは好きだった。

3000円くらいの肩掛けのカバンを買ったときのことはよく覚えている。

可愛らしい猫の刺繍が入っていたデニム地の物だった。

かなり使って底に穴が空きそうになったため手放した。

柄も子供向けだったからちょうど良かったのかも知れない。

そんな昔のことに思いを馳せていた。