【紹介】22~23歳
自己紹介のような日記です。
ここから先は密度が濃いため、2年ごとに書いていきます。
22歳
ようやく地元を離れられた。
初めてのひとり暮らし、誰にも邪魔はされない。
…と思っていた。
しかし希望は打ち砕かれた。
補欠の登録をすれば100%働けるとは嘘だった。
悲しくなり、バイト先に報告をした。
店長がいた。
一通りの流れを店長に話したところで一言「ここで働くか?」
こうして自分はまたバイトを始めた。
月の給料は学生の頃の2倍ほどになった。
家族は文句を言っていたが、顔を会わすことがなかったため気にしなかった。
それよりも、ずっとバイトのままかという不安が大きかった。
バイトを再開して半年後、1本の電話がかかってきた。
県外のある場所から免許を使って1年半の期限付きで働かないかという連絡だった。
すぐにバイト先に報告したら、暖かく見送ってくれた。
今度こそ地元を出られる喜びが大きかった。
すぐに荷物をまとめ、実家を出た。
この年初めて、冬なのに雪を見なかった。
冬でも地元よりとても暖かく、過ごしやすかった。
23歳
仕事をし始めて半年が過ぎた。
体の不調が続いた。
それに伴いミスが目立つようになった。
作業も遅くなった。
なにかがおかしかった。
自分で考えてみた。
結果、詳細は省略するが自分は人を信用できなくなっていたようだ。
そして、1年半の期限が終了したと同時に退職した。
本当は期間の延長もできたようだが心が耐えられなかった。
退職後、自分はアルバイト先の店長に現在の状況を話した。
店長はまたバイトに誘ってくれた。
この店長に二度も救ってもらえたことに感謝し、また実家へ戻った。
このとき、実家へ帰るべきではなかったと今は後悔している。